墓石はどうやって作られる?

お墓を造る(建てる)際は、専門の業者によってバランス良く組み立てが行われます。
基礎工事から墓石の建立、バランスの微調整と、完成までの一連の流れは「建墓工事」と呼ばれています。
お墓を建てて終わりではなく、作業後に簡単な清掃作業が含まれることがほとんどです。

墓石そのものの作り方は、石材店と希望者の間で綿密な打ち合わせを行ったあと、デザインの概略を考え、現場となる霊園や墓所へ測量に行きます。
建墓工事の際、地盤が緩かったり傾斜地であるとお墓が倒れてしまう可能性がありますので、希望通りのデザインにできるかどうかはこの現場測量にかかっていると言っても過言ではありません。

測量でOKと判断されると、正式な契約となります。
ここで石材の種類や彫刻したい文字、別途墓石に追加したいオブジェなどを決め、加工に入ります。
所定の採石場から石を切り出し、墓石に加工していきます。
原石はすべてが墓石にできるわけではなく、あくまでも良い部分だけを厳選して選んでいます。
石を切り出した後は磨きをかけ、ツヤを出します。

その後、希望に合わせて彫刻を行っていきます。
事前に打ち合わせしたとおりの場所に、決められたデザインを彫刻していきます。
文字や彫刻部分を必要に応じて着色し、金箔などを貼って豪華にすることも可能です。
また、墓石本体に別の石をはめこむことで風合いを出す彫刻方法や、細かいデザインが可能な影彫刻、レリーフのように石を浮き上がらせる立体彫刻なども手作業にて行われます。

墓石がすべて完成したあとは、石材を積んで現場へ赴き、まず基礎工事をしっかりと行います。
地盤をかため、外柵を設置し、耐震工事を施すなどして緩みの無いように地盤を整地します。
土台の石を入れた後は台座からくみ上げていき、バランスに注意して墓石を完成させます。
微調整が必要な作業になりますので、時間をかけて行われます。

こうして設置が完了し、お墓は完成です。
日数や工事にかかる所要時間などはお墓の大きさにもよりますので、事前に業者とよく打ち合わせをしておくようにしましょう。